6年生の秋、市の発表会に向け結成された合奏クラブでの、発表会の演奏が終わり、
学校の音楽室に戻ってきた。
「もう1度、演奏しましょうか」先生が声をかけると、みんなが同じ気持ちだったのだろう、黙って自分たちの持ち場についた。
曲は赤とんぼ。
シンプルな曲ながら、音が重なることで重厚な雰囲気になる。
発表会と同じテンションでもう1度演奏をした。
それぞれの楽器が違っても音を聴き合い、息を合わせて合奏すると、音楽が生きているように感じた。
その時、子どもだった私は、言葉として感情を表現する事はできなかったが、音楽を通じて、私たちの心がひとつになった感覚を覚えている。
目を潤ませる先生の姿、みんなで奏でる音楽を聴き合う、なぜかわからないけど、涙があふれてきた。
言葉では表現できない深い感動を共有した経験だった。
それが、「人の心と触れ合える体験をしたい」という想いの原点の一つであろう。

感情が触れ合い、心が震える瞬間こそが、人生において最も貴重な宝物。
そしていつしか、その宝物を多くの人と共有したいと強く願うようになる。
年月が経ち、私はこの信念を胸に輸入関連の事業を立ち上げる。

私が選ぶ商材は、ただの物品ではない。

手に取ってもらえた商品を通じて、時にその方の人生に彩りを添え、時に癒しを与える。

感動を呼び起こし、人々の心に響くものを探し求めている。
それが私のミッション。
「この商品を手に取った時、その人の心に何が生まれるのだろう？」
「感動が波紋のように広がり、その人の人生を豊かにすることができるだろうか？」

人は、心の奥底にある、本当に好きなものに出会うと、その瞬間、純粋無垢な喜びが湧き起こり、日常の嫌なことや些細なことに心を奪われなくなり、感動に浸れる物だと思う。

その商品を見たり触れたりすると、忘れかけていた大切な何かを思い出したり、感謝を再認識したり、「また頑張ろう」であったり、自分に勇気を与えてくれる
そんなエネルギーが「本当に好きなもの」にはある。

私は、私の選ぶ商品で、そんな小さな感動をお届けすることに、真の価値があると信じている。

そして、サイトに訪れ、商品を手にしてくださった方と、共に感動を共有する日を心から願う。

感動は、人生の彩りとなり、何よりも価値のあるもの。
それを呼び起せるものを、常に吟味して届けたいと思っている。

世界と日本をもっと身近に
世界的な視野で、夢ももたらす商品を発掘し流通します。

世界の展示会等で発掘した商品を日本市場での流通をお手伝いします。

日本で展示会出展をし、日本での販路を開拓します。